犬の去勢手術体験談!メリットデメリットまとめ

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犬を飼ったときに一番悩むのが去勢手術ではないでしょうか?

私は子犬を飼ったときからずっと悩んで、約数年経過してようやく決断できました。

この記事では、犬の去勢手術について私がしらべた結果と実際の体験談をまとめました。ぜひあなたの愛犬の去勢手術をする・しないの決断の参考になればうれしいです。

目次

去勢手術のメリット・デメリット!飼い主さん口コミ

まずは去勢手術のメリットとデメリットを、飼い主さんの口コミベースでまとめてみますね。

去勢手術のメリットの口コミ

結論からいえば、一般的に言われているメリットは、効果のほどに違いはあれどおおむね正しそうだなと思います。

・生殖器疾患の予防
(精巣腫瘍・前立腺肥大・会陰ヘルニア・肛門周囲腺腫 etc.)
・性的欲求によるストレスからの解放
・攻撃性・支配性・縄張り意識の軽減
・ストレス軽減による長寿化

個人的に一番響いたのは、「生殖器疾患の予防」「性的欲求によるストレスからの解放」かなと思います。

特に、シニア犬を飼っている飼い主さんから、「前立腺肥大になってしまったので、高齢になってから手術した。若い時にしておけば良かった」という話はちらほら聞いたことがあります。

また、「性的欲求によるストレスからの解放」=マウンティングの減少もまあまあ聞きます。

我が家は2匹とも去勢手術をしていますが、特に兄犬の方は去勢手術をしてから、飼い主に対するマウンティングは一切しなくなりました!(ごくたまに弟犬にしています)

ちなみに、マウンティングは意味が2つあります。

・発情中のメス犬に対する性欲行動
・オス犬同士で「俺の方が強いんだぞ~」を示す行動

我が家の2匹は、後者の意味で相手に対してやっていることはあります。

縄張り意識の軽減については、期待していたのですが、正直効果は感じません笑。

去勢手術のデメリットの口コミ

私はけっこう心配性なので、デメリットは死ぬほど調べました♡笑

日本で一般的に説明されているデメリット

・麻酔リスク
・肥満
・肥満による各種疾患リスク

私の担当獣医さんは麻酔リスクを「飛行機が落ちる確率と同じくらいのリスク」と表現してました。

また、短頭犬(ブルドック・パグ・シーズーなど)は気道が短いためリスクが高いともいわれていまして、実際にうちの実家のシーズーは、麻酔後の回復に結構時間がかかったみたいです。

「肥満になりやすい」は、性ホルモンで使われていたエネルギーがなくなるので、同じ運動量、同じカロリー摂取だと太りやすくなるのはうなずけます。

ただ…、ただですね、実際に「去勢手術をした後から急にぶくぶく太ってしまった!」といっている飼い主さんって実はあんまり聞いたことがありません笑

それよりも、毎日のお散歩・ご飯の量など「習慣」のほうが体型維持には大切かと思います。

また、獣医さんから、「肥満による心臓病・尿路結石・糖尿病リスク」についても、症例があるよということは教えてもらいました。ただし、これは肥満になってしまったケースに限りますので、体型維持を頑張りましょう!の一言に尽きます。

去勢手術の時期はいつがよい?いち飼い主としての考え

前述したように、去勢手術をするメリットのひとつに将来的な病気のリスクを減らすがありましたよね。

そしてもう一つ、世間一般で言われているメリットに「性格面での予防観点」があります。

「6か月ほどの成熟前の子犬のうちに去勢手術をすれば、性ホルモンが抑えられて、足上げオシッコ防止や、マウンティング防止、攻撃的な性格の予防になる」というものです。

実際に私の母も犬を飼ったときに「早く!去勢手術を早く!」みたいな変なプレッシャーをかけてきました笑

でも私が複数の獣医さんに聞いたところ、皆様口をそろえて「予防は100%とは言えませんけどね」と必ずおっしゃいました。

さらに、生後半年でサクッと去勢手術をされた飼い主さんに「予防」はどのくらいできたのか聞きまくったところ

「いや、足上げオシッコしますね…笑」

「ドッグランでマウンティングしますよ~苦笑」

という返答が…!

あれ?やはり?と思いました(小声)

我が家の犬は小さめの体つきをしていて、生後6か月での手術に不安があったため、担当獣医さんに聞いてみたところ

「生後1歳までは骨組みなど体ができてくる時期。1歳以降に内臓などの中身がつまってきます。オスはあまり早い時期に去勢手術をすると、発達が悪くなるケースも大型犬中心ですが症例はあります。なので、オスはそんなに急がなくても大丈夫だと思います」

「メスの場合は、また状況が異なり、生理が来るまえに避妊手術をした方が、将来的な婦人科疾患リスクを減らせるという研究もありますね」

と教えてくれました。

また、私の知り合いの飼い主さんで、結構多かったのが、「8歳で手術」「6歳で去勢手術したよ~」という方が意外や意外、多かったのです。

・シニアに差し掛かるとやはり病気のリスクが心配
・睾丸(去勢手術で取る部分)が垂れ下がり衛生面が不安

という理由でした。

去勢手術は年齢が早いほど良い!みたいな風潮の中で、若年でなくても去勢手術ってできるんだ!ということにまず私は驚きました。

そんなわけで、(個人的な意見ですが)去勢手術は、「急がなくてもいいのでは」と思っています。

我が家の愛犬たちは1歳すぎてから行いましたが、もう少し後でも良かったのかな?くらいに思っています。

犬の去勢手術|実際の体験談

ここからは、我が家の2匹の去勢手術の体験談をご紹介します。初めての去勢手術の前はドキドキですよね…

というわけで、「大丈夫だよ!」という姿勢で、僭越ながらアドバイスをご紹介します笑。

病院選びのポイント

私は、色々調べた挙句いつも通っている病院で手術をしてもらいました。

選ぶときのポイントをクリアしていたからです。

去勢手術の病院選びのポイント
・安全性
・獣医さんの腕
・日帰りでやってもらえるか
・犬が獣医さんたちに慣れている

まず、安全性は絶対条件です!

まず、心電図や呼吸などモニター環境がそろっているか。もし何か異変があればすぐに対応してもらえるかどうかです。また、麻酔も近年は、吸引系が主流になってきていて、ガスを吸って眠るタイプが体への負担も少なく回復も早いそう

そして、獣医さんの腕。

経験豊富で、とにかく口コミが良い獣医さんかどうか。去勢手術は、最も簡単な手術と言われていますが、体にメスをいれることには変わりありません。切り方、縫い方の上手い下手によって術後の回復や犬の痛みの感じ方が違うという意見もあります。

そして、個人的にこだわったポイントが日帰り手術かどうかです。

病院によって方針が異なるのがここです。実感としては半々くらいでしょうか。

メスの避妊手術の場合は、オスよりもたくさんの面積にメスを入れるので、1泊入院が多いですが、オスの去勢手術の場合は、日帰りで行ってくれるところも結構ありますよ。

手術は寝ている間に15分くらいで終わりますが、問題はその後。

目覚めたら眠いしなんか痛いし、注射されているし(術後に必要な点滴があるので仕方ありませんが)…と愛犬のストレスを考えると、1泊入院なんて絶対いや!が私の思いでした。

術前検査~当日の朝

手術日を決めたら、1週間前~3日前くらいに術前検査をします。

血液検査、心電図、エコーなどで、手術に耐えられるかどうか、健康状態をチェックします。

また、手術の12時間前からはご飯が食べられません。寝ている間に胃の中のものが逆流して窒息のリスクが高まってしまうからです。

我が家は2匹いるので、道連れで2匹とも朝ごはんナシにしました。

「え?え?ごはんは?」という顔をしていましたが、しれーっとしていたら、無事に2度寝してくれました。

個人的な感想ですが、我が家の愛犬たちは、この「去勢手術の日は朝から何も食べれない。夜家に帰るまで何も食べさせてもらえない」という状態が一番つらそうでした笑。

夜ご飯を配膳するとき、まだぼーっとして眠いはずなのに、いきなり起きてヒーヒー言っていたのをよく覚えています。特に弟犬の時は、ご飯を見せたときの「ヒーヒー」の感じが、「もう限界!お願いします!涙」みたいな感じだったので、私も泣きそうになってしまいました。

ちなみに、手術当日はご飯を食べない子もいるそうですが、気にしないでOKとのこと。

(※ずっと続くなら病院にすぐ連絡してくださいね!)

人間もそうですが、何か食べ物がお腹に入っていると消化にエネルギーを使うので、傷の治りが遅くなるためです。

手術中の過ごし方

病院によってやり方は差があると思いますが、私が手術をお願いした病院は、手術が無事に終わった後に1本電話をくれました。

「11時ころから手術の準備して、でき次第開始します~」と言われ、実際に電話が来たのが12時前でした。

「無事に終わりました~。もう立って歩けるほどに回復しております。お迎えは…夕方5時以降でお願いします~」と言われ本当に安堵しました。

手術中は、もし、万が一、何かあったときに1秒でも早く駆け付けられるよう、病院の周りをうろうろしていました笑。

病院で待たせてもらえなかったので…笑

兄犬の手術中は、弟犬を連れてうろうろ散歩、弟犬の時は兄犬をつれてうろうろ散歩。

術後に気を付けること

病院によって差がありますが、術後1週間すると「抜糸」するところと、溶ける糸を使って「抜糸なし」のところがあります。どちらが良いという話ではないそうですが、我が家の場合は「抜糸あり」でした。

私が獣医さんに言われた術後気を付けることは

・数日で元気になりますが、あまり暴れないように。傷口が開いてしまうこともあります。
・傷口が気になってなめないように。ばい菌が入ってしまいます。
・精神的にショックを受けてしまっている場合、お腹が下ることもありますので要注意
・逆に、傷口を気にしてオシッコもウンチもしない場合があるので要注意

我が家の兄犬くんは、傷口(たぶん糸でちょっと皮膚が引きつっている感じだったようです)を気にしていつものオシッコ体勢をするのを拒み、なんと…翌日の昼くらい(24時間近く)オシッコを我慢しました…。最後はほぼ漏らしていました…。

さらに、ウンチ3日間くらいしませんでした。それまでは1日2回していたのに…。

相当、傷口に違和感があったんだろうな~と思います。今思い出しても心が痛みます。

当時、家の中ではあまりオシッコをせず、外でオシッコする習慣になっていたのもNGだったと思います。

逆に弟犬くんは、家でもオシッコする派だったので、帰宅後ご飯をたいらげ、そのあとすぐに傷口を気にする様子もなくジャーっとしました。(大物!)

ただ、傷口をなめないようにするエリザベスカラーがめちゃくちゃ気になってフリーズしていましたので、犬用の術後服を着せたところ、すたすた歩き始めました。

後々聞いた話では、痛みの感じ方や、体の違和感を気にする性格なのかどうかは、個体差があるようです。

我が家の場合は、兄犬の場合は痛みを感じやすく、犬は痛みを感じにくいタイプ。

体の異変をすぐに出すタイプの兄犬と、多少の違和感は気にしない弟犬。

これから、体調管理する上で、彼らの性格が気づける機会でもあるので、よく観察してあげることをおすすめします。

日本が去勢・避妊手術を推奨するのはなぜ?

ちなみに…日本では、政府や動物保護団体、獣医さん、ペットフード会社すべてが去勢手術の推奨派です。

特に、公式ホームページ上での意見はほとんどが推奨です。

一体なぜだろう?と私は考えまして、かなり個人的な意見ですがまとめます。

政府や動物保護団体が推奨する理由

殺処分数を減らすため。

環境省のホームページ発表データによれば、

年間の犬の殺処分数
・2020年度:4,059頭
・2017年度:8,362頭
・2007年度:98,556頭

右肩下がりで素晴らしい…!けど、まだゼロではない…

そして、保護される犬は、野良犬が多く(一部地域では犬の放し飼いが一般的なところもあります)その原因の一つが去勢手術をしていないから。

そのため、殺処分数を0にするために「去勢手術を推奨」しているのです。

獣医師さんが推奨する理由

獣医さんが書いているネットの情報は、ほぼほぼ100%が「推奨派」ですよね。

最近はぶっちゃけてくれる獣医さんYoutuberさんもいるのですが、公には「メリットいっぱい、デメリットはほぼなし」みたいな雰囲気はあります。

私が通っている動物病院の先生はすご~く良い方で、東洋医学などにも精通していらっしゃるのですが

・「このご時世、しなくてもいいですよ!と公に反対するわけにはいかんでしょう笑。
獣医師も商売ですからね。うちは、最終判断は飼い主さんにお任せしています。」

・「去勢手術をしていれば、かからなかっただろう病気に罹患してしまった子は何匹も見てきました。
だから、元気なうちに去勢手術をするのは悪いことではないと思うよ。」

なので、迷っている飼い主さんはぜひ、担当してくれている獣医さんに正直に聞いてみると良いと思います!

そこで、私がお世話になった獣医さんのように、正直に話してくれる方は信頼できるかなと思います…笑。

逆に頭ごなしに「するにきまってるでしょう!」という姿勢の獣医さんは(私なら)ちょっと信頼できません(小声)

ペットフード会社が推奨する理由

ペットフード会社も様々で、近年はオーガニック系、プラントベース系、手作り系の犬ご飯などを販売している会社さんもありますので、ひとつにくくってしまうのはちょっと乱暴かもしれません。

やはり、いわゆる「大手の」ペットフード会社に限って「獣医師監修コラム」などで、去勢手術を推奨しています。

そして、記事の最後には、ペットフード会社が販売している「去勢した犬用のフード」へのリンク!笑

私も、企業でマーケティングの業務をしていたことがあるので、悪いとは言っていませんが、消費者の立場からは、マーケティングにまんまと乗せられるのは嫌です笑

つまり、何が言いたいかというと、「世論がみんな推奨しているのにはそれぞれの事情・思惑がある」ということです。

だから、二つ返事で「そうなんだ~」と納得せずに、「本当に必要なのかな?」って少し考えてみてほしいなと思います。

なぜなら、そうやって自分で考えて結論を出すと、去勢手術をしてもしなくても、後悔しないからです。

参考までに|去勢手術反対派の国もある

ちなみに、去勢手術に消極的な国もあります。代表的なのが北欧のスウェーデン。

1989年までは、動物保護法によって犬の去勢・避妊手術が禁止されていたため、その背景が今も根強く残っています。

スウェーデンでは、子犬の繁殖はケネルクラブ(※血統書付きの犬を管理する団体)と優良ブリーダーの下で厳重に管理されています。

そのため、利益重視のペットショップとブリーダーの下で、乱雑に繁殖することは皆無。日本のような動物愛護観点からの避妊・去勢手術論は成り立ちません。

また、優良ドッグトレーナーやトレーニングセンターも多く、性ホルモンを原因とした問題行動の対策のために手術をするという考え方もありません。

犬先進国はさすが…すてき…♡

知っておくだけで、「絶対に去勢手術しなきゃいけない!」の観念から脱することができるかもしれないと思いシェアしました!

犬の去勢手術体験談まとめ

そんなわけで、犬の去勢手術の体験談、メリットデメリットをまとめてみました。

文中にも書きましたが、いろんな情報や口コミを気が済むまで集めて、気が済むまで家族で話し合って、気が済むまで獣医さんに質問しまくって、最終決断してくださいね!後悔しないので!

そして、実際に手術を受けるのはかわいいかわいい愛犬たち。飼い主さんが「大丈夫だよ」という強い気持ちでドーンと構えていれば、必要以上に犬たちも怖がることはありません。術後の回復は思った以上に速いですから、逆に飼い主が元気をもらうほどです。

頑張ってくださいね!

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